初級クラスは、英語を全くまたはほとんど知らない学生のためのクラスで、基礎的な英語力を身に付けることを目標としています。授業は、英語のアルファベットや基本の語彙・文法などをトピックとして扱っています。初級の学生は、おおよそ4~8週間かけて英語の基礎を学習した後、次のレベルへと進みます。
会話の授業では、学生一人ひとりに話す機会がたくさん与えられ、学生が会話に自信を持てるような環境で授業が進められます。講師は毎日その日のテーマを与え、学生に自分の意見を発言するよう指導します。普段恥ずかしくてあまり人前で話ができないような学生でも発言できるようになります。講師は授業で学生の間違いを訂正しながら、同時に学生が英会話能力に自信を付けられるよう丁寧に指導します。授業は「道案内」や「電話での会話」などのテキストを使った定型会話の練習から、最新のニュースからトピックをひろいそれについて議論するといった練習まで扱っています。
文法は英語を学ぶ学生にとって最も重要な科目のひとつです。文法の講師達は最新の文法テキストとコミュニケーション指導のテクニックを使って指導します。授業は読み書き、英会話、対話活動などを織り交ぜた授業が行われ、楽しくわかりやすく使える文法を学ぶことができます。英語を学習する上で常に文法のルールをきちんと復習することが上達への近道となります。
正しい発音で話すことは、相手の話を理解することに加えて自分の話を理解してもらうためにとても重要なことです。ハンザの発音の授業では「リピート・アフター・ミー」方式以上のものを提供しています。ハンザの経験豊富な講師がマルチメディア機器やボイスレコーダーを駆使し、音声学、発話、呼吸法を基にした効果的な指導を行っています。学生は正しい口の形やリズム、アクセント、抑揚などを身に付けます。音声授業では、よりネイティブスピーカーに近い英語で話すことを目標としています。
言語を学習する中で、耳から聞いた内容を理解する能力は必要不可欠です。はっきりとした発音でゆっくり話されるときと、省略した話し方やなまりがある話し方で早く話されるときとでは大きな違いがあります。ハンザではこのことを重要視し、リスニングの授業ではマルチメディア機器や、テレビ、音楽などを使い、話されるときのトーンやリズム、抑揚の微妙な違いを聞き取る練習をします。
英語がある程度話せるようになったと思っていても、ネイティブスピーカーに “out of the blue(突然)”何か言われて何のことだかさっぱりわからなかった、という経験は誰にでもあるでしょう。そんな経験がある学生はハンザの慣用句の授業をお勧めします。慣用句は、スラングや句動詞の要素も含み、くだけた言い方だと思われがちですが、日常生活で毎日使う英語を理解し身に付けるには必要不可欠な科目です。
語学を学ぶ上で、実用的で便利な語彙を習得することはとても大切なことといえるでしょう。ハンザの語彙の授業では、学生がそれぞれ頭の中に持っている辞書のページを増やすと同時に、学んだ語彙の適切な使い方と異なる文脈での使い分けを指導します。ハンザの講師達は最新ニュースやビジネスレポート、社会的な題材等を取り入れた様々なテーマを使って授業を進めます。生活や仕事、進学など自分の目標を実現するための有効なルーツとして英語を学びます。
読解の授業は、文の構成や言葉の意味をより深い文脈で理解するためのクラスです。学生は、語彙や発音、文法の実用的な活用法を学びます。ハンザの読解授業では、テキストや小説の他、新聞や雑誌などの日常的な文書をもとに読解力を高めます。中級レベルでは、文書を拾い上げて読む力や、走り読みする力、そして前後関係の文脈から意味を理解する力をつける練習をします。上級レベルでは、文章に隠された意味や派生的な意味を見つけて、直喩や暗喩といった文学的な英語を理解する力を身に付ける練習をします。
英作文の授業では、エッセー、手紙、ビジネス文書、短いストーリー、履歴書などの正しい書き方を学びます。学生はそれぞれが持つ文法や語彙や文章構造の知識を使いながら、カナダの大学で勉強したり、国際場面で仕事をしたり、友達と連絡を取り合ったりするために必要とされる英作文の力を身に付けます。
句動詞とは、”find out” や “give up” など2つ以上の単語からなる動詞のことで、そのほとんどが動詞と前置詞から構成されています。句動詞は、フォーマルな場面でもそうでない場面でもよく使われるため、句動詞を学びその使い方を身に付けることはとても大切なことです。ハンザの講師達は学生が句動詞を楽しく学び日々の生活に使えるものとして指導しますので、句動詞をすばやく “catch on(理解)” できるでしょう。
ビジネス英語の授業では、ビジネスライティング、ビジネス用語、金融関係の語彙、書類作成、セールスやプレゼンテーションの能力向上、交渉スキル、及び面接テクニック等を学びます。ハンザの集中英語プログラムまたはエグゼクティブプログラムの受講者で、最低60時間のビジネス英語を受講した学生には、ビジネス英語修了の認定証が授与されます。
The Test of English as a Foreign Language (TOEFL) は、カナダ及びアメリカのほとんどの大学やカレッジで英語能力を測る基準として使われている試験です。ハンザのTOEFL試験対策プログラムは、質の高いものとして長きに渡り評価を得ています。
The International English Language Testing System (IELTS) は、英語能力を測る際に多くの大学やカレッジ、ビジネス現場、政府等に採用されている英語能力検定試験です。IELTSは、進学・仕事・移民、それぞれの目的により受験するテストのタイプが異なります。ハンザではその異なる両方のテストタイプであるアカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールの両方の試験対策を提供しています。
CELPIP (The Canadian English Language Proficiency Index Program)は、カナダ政府が新しく設定した試験で、カナダ永住権または市民権を得るために使える英語試験です。ハンザのCELPIPまたはCELPIP-LS試験対策プログラムで試験準備をして、カナダに移住・働くというあなたの夢を叶えましょう。
EAP - English for Academic Purposes
ハンザの進学準備プログラムは、カナダの大学及びカレッジで成功するために必要な英語力の基礎を固めるものです。英語を母国語としない学生は、このプログラムに参加するには上級レベルの英語力が必要とされ、ハンザのレベル7テストで70%以上のスコアを取ることが条件とされています。